ブラックモンブラン 50点 当たりました。確率 高っ!(笑)

ブラックモンブランを知っていますか?

昨日 職場の同僚がアイスクリームをおごってくれました。竹下製菓の有名なアイスバー「ブラックモンブラン」です。なんと、なんと!はずれだと思っていたのに 50点のあたりが出たのです。

モンブランとは フランス語で白い山。では ブラックの意味は?

学生時代のフランス語の授業で「モンブラン」は白い山だと習ったことだけはよく覚えていて、栗のケーキのモンブランと このアイスの「ブラックモンブラン」を見かけるたびにそのことを思い出すのですが、そこで、はたと思い至ったのです。「黒い白い山」とはどういうことだろうかと。

そこで 竹下製菓のホームページで調べてみました。

竹下小太郎前会長がアルプス山脈の最高峰「モンブラン」を目の前に眺めたときの、「この真っ白い山にチョコレートをかけて食べたらさぞ美味しいだろう」との思いをアイスクリームの名称に取り入れたものが「ブラックモンブラン」です。当時のアイスといえば、ほとんどが着色料で色付けした水に甘味料などで甘みをつけただけの駄菓子っぽいものだったのですが、バニラアイスにチョコレート、クッキークランチといった洋菓子風の高級感をもった「ブラックモンブラン」に子供たちは惹かれたようです。

ということです。白い山にチョコレートを という発想はとてもユニークですね。そんなちょっとした思いつきが製品化につながり ヒット商品を生み出す。売れる商品を生み出すきっかけはどこにでも転がっていて 要はそれをどうやって製品に結び付けていくかの良い見本だと思います。

アイスの思い出

14年前に亡くなった父は 怒るととても怖い人でしたが ふだんは優しい人で 暑い日などは 「○○子さん アイスキャンデーを買っておいで」 と言ってお駄賃をくれたものでした。呼び捨ての時もありましたが たとえ自分の娘でも さん付けで呼んでくれていました。

母方の祖父もとても優しい人で よく私たち姉妹にアイスを買ってくれました。父や祖父の年代の人間にとって 子供や孫にアイスを買い与える行為は 不器用な男たちの精一杯の愛情表現だったのかもしれないですね。

永訣の朝

けふのうちに
とほくへいってしまふわたくしのいもうとよ

で始まる宮沢賢治の「永訣の朝」という詩に 重い病にかかって熱にうなされる妹が さいごのひとわん と称して お椀に入れた雪を取ってきてほしいと願う描写があるのですが それを賢治は「天上のアイスクリーム」と表現していて 俗世のけがれを洗い流してくれるような美しい響きですよね。

賢治の生きていた時代は 今とは比べ物にならないほど 冷凍技術が発達していなかったと思うのです。私たちが 普段何気なく口にしているアイスクリーム。たまには 冷たいものを冷たいうちに食すことのできる幸せをかみしめながらいただきたいものです。